駿香の不妊歴
(第41章)ポリープに悩まされ

 

(第41章) ポリープに悩まされ

心臓が確認できて、ウキウキと二人で自宅へ戻ったのは良いが、帰宅後も出血が止まらず、生理の時に出てくるような、ゼリー状の塊みたいな血まででてきてしまった。
さすがに「流産?!」と、不吉な2文字が浮かぶ。

デラオに言うと、「病院へ行った方がいい!」と車を出してくれて、近場の某有名大学病院へ向かいました。
祭日だったので、急患窓口へ行くと、担当のおじさん2人が「ここは夜間は産婦人科の先生がいないので、救急センターへ聞いた方がいい。」と、電話番号を渡されました。

「えっ?!夜間だからって、婦人科の先生いないの?!こんな大学病院で?!」と不審に思う私。
デラオは血相を変えて、その番号へ電話している。
しかし、「体外受精で・・・」と言うと、「担当医に診てもらった方がいい。」の一点張り。
そういえば、大学病院のおじさんも、その一言で顔の表情が固まってたっけ。
急患で体外受精だと、診てくれないらしい・・・。

仕方がないので、Kレディースクリニックへ電話をすると、看護師さんが出て、昼間に担当した先生に電話して聞いてくださるという。
折り返し電話をもらうと「先生がおっしゃるには、ポリープからの出血なので、じきに止まると思いますということです。胎児は心音も確認できたし、大丈夫だとは思うのですが・・・」という返答でした。
「でも、一応、診察してもらったほうがよいと思いますので、もし、どこも受け入れてくれないようでしたら、119番に電話して病院を紹介してもらってください。」と言われました。
看護師さんは心配してくださって、いろいろと状態を聞いてくださいました。

台風後の影響なのか、雨足もかなり激しくなってきて、天候も最悪。
昼間からの診察で疲れてもいた。
出血で腹も痛いし、具合も悪いし・・・。
この状態でかなり遠い場所にある救急センターに高速で行くのも辛いし、119番に電話して救急車でタライ回しもゴメンだと思った。

「具合悪くなってきたから、もういいよ・・・。今日は様子を見て、もし、出血が酷いようだったら、明日、病院へ行くよ。」とデラオに言いました。
ぐったりした私の様子を見て、デラオも「じゃぁ、家に帰って寝てな。夕飯は俺が作るよ。」と、家事を買って出てくれました。

翌日の朝、出血は少なくなっていました。
前日、連絡するように言われていたので、午後にKレディースクリニックへ電話したところ、「もし、心配だったら今から来てください。 」と言われたが、新宿まで行く元気がなかった。
「出血が止まらないようでしたら、明日、行きます。」と言って、電話を切りました。

病院が遠いいと、イザ、トラブルが起こると、こういう時に困るんだなぁ・・・と思いました。
今回はポリープからの出血疑惑だからよいが、本当に流産だったらどーするんだろう?と不安な気持ちも沸いてきました。

数か月後、産科へ転院して知ったことですが、私の住んでいる県は、医療過疎地だそうです。
通いつけの産婦人科や小児科を作っておかないと、緊急の場合、何かあってもどこの病院も受け入れてくれないそう。
最近、ニュースで妊婦が救急車でタライ回しの末、流産したり死亡したりしているケースを聞きますが、人ごとではないらしい・・・。
私のポリープも、その後何度か出血騒ぎがあり、その都度、大騒ぎの末、精神的に苦痛や心配を強いられて大変でした・・・。
これが流産だったら、本当にどうなっていたことやら・・・と、今思い出しても恐ろしくなります。

不妊治療自体は、遠い場所にある病院でも、別に不都合はないと思います。
決まった日に病院へ行って、治療を受ければよいし、Kレディースクリニックの場合は、月に5・6回くらいしか通院しなくてもすむので、遠方から1泊で来ている方も、けっこう見かけました。
地方の近場の病院で、ダラダラと長期的に無駄な治療を受け続けるよりも、日本で一流と呼ばれる病院で、最新の設備・最高の培養師の治療を受けた方が、確実に不妊の場合は成功に結び付くと思います。

ただし、イザ着床が成功したときに、流産とか、トラブルに見舞われた時のことを考えて、地元に行きつけの産婦人科を作っておくと、私のように無駄な心配をしなくても済むのではないかと思います。
これはなかなか難しいかもしれませんが、診察券を作って、一度定期健診でも受診しておいたらよいかもしれません。

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