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駿香シュンカの不妊歴
(第9章)初めての顕微授精

2004年1月29日に○○クリニックへ

年が明けて、初めての生理が来ました。
2日目〜3日目の間に、診察に来るように言われていたので、2日目に当たる29日に予約を入れました。
「いよいよ私も体外受精に踏み切るのかぁ・・・。」と、正直、気が重かったです。
体外受精って、不妊治療では最後の砦じゃないですか?
これでダメだったら、どうするんだろう?と、ものすごく追い詰められた気分がしました。

私の受ける治療は、体外受精胚移植を初めとする高度生殖医療についてのプリントに書いてある  C で、ロングプロトコールで行うことになりました。

スプレキュアという点鼻薬

まず、生理の3日目に内診を受け、自然排卵防止の目的で、スプレキュアという点鼻薬を1日3回、約8時間ごとに行います。
やり方としては、左右の鼻に1噴射ずつスプレーするだけです。
副作用もあるようですが、私はなんともありませんでした。
このスプレーは、1本かなりのお値段がします。

排卵誘発剤を打つ

次に排卵誘発剤の注射を毎日うちに行きます。
体外受精で1番辛いのは、連日通わなければならない注射だと思います。
たくさんの成熟卵を採取できるようにと、卵巣内で無理やりたくさんの卵子を成熟させるために、排卵誘発剤を連日打ち、体外受精後には黄体ホルモンの注射を、妊娠判定日まで 打ち続けます。
人によっても治療のタイプによっても違うと思いますが、私の場合は30日ほど病院通いです。
前の○病院でも言われましたが、排卵誘発剤の反応が人より悪いそうです。
よーするに、薬が効きにくいそうなのですが、これは若い人ほど反応がいいようです。
誘発剤の薬まで、ピチピチのギャルがお好みのようで、まったくもってムッとしますが・・・。

この注射は二の腕かお尻(骨盤の少し横の部分)に打つのですが、私はお尻に注射を打ったことがありませんでした。
また、看護婦さんの前でお尻を出すのも抵抗があり、最初の体外受精では、ずっと腕に打ってもらっていました。
この注射が筋肉注射と言って、すごくすご〜く!腫れて痛いんです!!
1週間も打ち続けていると、両腕が上がらなくなり、肩が張るせいか頭痛・気持ち悪い・目が回る・ダルイ。 などなど、体調も不調になってきました。
腕が痛いので家事もやる気が起きないし・・・。
家の中は日増しに汚くなっていきました。

最後の仕上げとして、採卵の前々日の夜9時15分にHCGという注射を打ちに行きます。 これで、採卵までの準備が整いました。

2月21日最初の採卵

注射の次に嫌なのは、採卵する日です。
この日はデラオも一緒に行き、別室で精子を採ります。
朝、あまりに緊張したため、体外受精の承諾書を自宅へ忘れてしまいました!
それを受付の方に話したところ、新しい用紙をいただき、夫婦の名前を書いて、拇印ぼいんでもいいということに。
冷や汗をかき、しょっぱなから大ボケの私とデラオです。

暫くして名前を呼ばれ、看護師さんに連れられて、同じく体外受精を受ける方達と一緒に、手術室へ向かいました。
手術室の隣に安静室があり、カーテンに仕切られたベットとロッカーが並んでいます。
私達はそこへ通され、ベットを1人1人割り当てられました。
ここで看護師さんに指示されたことは・・・。
  1. 服を脱いで専用のガウン?のようなモノを着ること。
  2. ブラジャーと靴下は履いていてもOK!
  3. 髪が長い場合は後ろで結ぶ。
  4. 枕に持参したタオルをかける。
  5. 名前を呼ばれるまで、お待ちください。
・・・ということでした。
言われた通りにして大人しく待っていると、名前が呼ばれて手術室へ。
手術室に入った後は、あっという間で15分くらいだと思います。
部分麻酔をしてくれるので、注射の時は痛いですが、朝自宅を出る前に、肛門に麻酔座薬を入れるせいか?あとはそれほど痛みは感じません。
ただ、場所が手術室で、医療ドラマのようないでたちの先生や看護婦さんに囲まれると、緊張してしまいます。
それで、私は朝自宅を出る時から、前に旅行して最高だった、バリのエステをイメージしてました。
幸い、手術室はゆるやかな音楽がかかっており、目をつぶって「ここはバリだ。バリで受けた野外エステで、遠くからガムランや鳥の声が聞こえる。 手術台はエステ台・・・。周りの看護師さんはエステシャンだ・・・。」と、心は遠くバリへ。
バリの濃い緑と、濃い空気を想像していると、不思議なことにアルファー波が出てきたようで、意識がぼんやりしてきました。
そうするうちに、終了。
終わった後は自分で立ち上がって、「ありがとうございました。」と先生や看護師さんに一礼し、颯爽と?安静室へ向かえました。

安静室へ着くと、付き添ってくれた看護師さんに「○時まで寝ていてください。」と置時計を傍らのテーブルへ乗せて、指示されます。
もう、イメージトレーニングに力を使い果たしたせいか?朝から何も食べていないせいか?グッタリです。
意識が薄くなり、眠ってしまいました。
暫くすると、部屋へデラオが案内されてきて、傍らへついていてくれました。
他の体外受精を受けた人たちも、旦那さんがぞくぞく入ってきています。
そして、病院からウーロン茶のパックとお菓子が出てきました。
お腹がすいていたので、ガツガツと食べましたが、薄いガウン?のようなモノ1枚で寒く、卵子を吸い取られたせいもあってか? 妙に寒いのです。ウーロン茶は冷えすぎていて、少しだけ飲みました。
あれ、熱いお茶だったら最高なのになぁ〜。

時間が経って、待合室へ戻るように言われ、診察を受けます。
術後に出血していないかどうか?を調べてもらい、デラオと一緒に診察室へ。
採取した精子を見せてもらったところ、ガッカリ。
先生も「ほとんど動いてないんですよねぇ。数も少ないので、体外受精ではなく、顕微授精するしかありません。」と言われました。
卵子の方は8個取れていて、そのうち使えそうなのは6個とのこと。
さすがにデラオはガックリと落ち込んでいました。
「これでダメだったら、俺のせいだなぁ・・・。」と呟いたりしていました。


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