不妊あれこれ
子ナシを取り巻く人間模様

 

子ナシを取り巻く人間模様

子ナシ歴10年以上の駿香です。
H19年に奇跡の妊娠に成功して、念願の妊婦生活に入りましたが、それはそれで、私を取り巻く人たちの変化があったりと、興味深い周りの反応がありました。
それで、今までの子ナシ生活の日々から、いろいろと思うことがあったので、今回まとめて書いてみたいと思います。

駿香を取り巻く「タイプ別分類」(ヒト科女性)

  1. 未婚・子ナシ女性
  2. 1人目不妊の主婦
  3. 2人目のみ不妊の主婦
  4. 1人目も2人目も不妊治療の主婦
  5. (不妊歴まったくナシ)子アリ主婦
  6. 孫アリ主婦
  7. 孫ナシ主婦
私の周囲の女性達は、上記のように何種類かに選別できることに気が付きました。
このうち、私が経験しているのは、1・2の2種類のみになります。

私的な感想としては、1の時代はとても楽しかったです。
自由に使えるお金、合コン・飲み会の日々、彼氏と華やかなデート、定期的に海外旅行、お洒落に大金つぎ込み、美容にお金をかけられる・・・。女として思いっきり贅を尽くして楽しめる時代を過ごせ、いわゆる人生華の時期。
この時代があまりにも長くなると、うかつな男のところへは嫁げなくなる・・・ようですが、納得です。

2の時代は、私にとっては修行・自己投資・人間的成長の日々でした。
結婚してからの長い不妊治療のおかげで、いろいろな出会いがあり、自分なりに模索して勉強もしたので、人間的にすごく成長できたと思います。
「夢をけっして諦めない」という、人生において、とても大切なことを学べた期間だったと思います。
また、人づきあいにおいて、自分も、周囲も大きく変化した時期だったため、余計な人間関係が一掃されて、新しい人間関係を築けた時期でもあります。
人を見る目も、少し養われたかな・・・?
他人との距離の取り方も、少しだけ上手になれた気がします。

あとの種類は、まだ未経験なので、私にはわかりません。
今後、どこまで経験するかも、未知数のため、想像もつかないです。
しかし、私の周りの人間関係には、3〜7の種類の女性たちがたくさんいます。

1.未婚・子ナシ女性

一緒に遊んでいて、一番楽しいのが1.未婚・子ナシ女性の友達です。
夫・子供の話はまったくしないため、不妊治療で辛い時など、一緒に食事やショッピングへ出かけると、本当にストレス解消になりました。
また、彼女たちはキレイで勤勉のため、自己投資やスキルUPのための習い事や、資格取得などにも努力しています。
情報量もさまざまな分野に渡っていて、すごい!
そんな頑張っている話を聞いていると、私も影響を受け、やる気が出てきました。
一緒にいて、一番、不妊治療を忘れさせてくれた存在だったと思います。
私が妊娠に成功したあとも、「病院とかいってたわけ?!」などと突っ込まず、駆けつけて祝福してくれたのも 彼女たちでした。

2.1人目不妊の主婦

少子化の21世紀日本。私の周りにも同胞とでも言うべき、数名の子供のいない主婦がいます。
仕事をしている人が大半で、主婦業と仕事をキッチリ努めて、旦那さまとの旅行などを楽しんだり、車や不動産を購入したりと、独自のライフスタイルで、マイペースに生活している人が多い気がします。
趣味なども幅広く、話しているととても楽しいです。
長く子供のいない夫婦生活を送っている人ほど、お互い子ナシの話題や、不妊治療の話はしませんでした。
私も話したくないし、向こうも話したくないんだろうな・・・と予測がつくので、突っ込んで聞いたりしません。

結婚したてで、子供の欲しい人や、不妊治療を始めたばかり・・・という人は、私を先輩(?)と思うのか、いろいろと話してきたりすることもありましたが、私は基本的に自分の治療については、話さないようにしていました。
理由を上げると、私の話だと深刻すぎてしまうからです。
医者やデラオでさえも聞いてくれないのに、私の治療の愚痴を長々と話しだしても、聞いてくれないだろうなぁ〜とか、ドン引きされるだろうな・・・などと、聞きながらいつも思ってしまうのです。
また、治療したての人は、子供が欲しいと、誰かに話したいだけのような気がしました。
それほど深刻じゃない人ほど、子ナシ歴の長い人に話したいようです。
比べて安心したいのかな?
「私の不妊サイト見て」と、このサイトのURLを教えてあげれば、一発で理解してくれるのでしょうが、近い人間関係でこのサイトを教えてしまうと、私のはけ口が無くなってしまうので、それもしません。
面と向かって愚痴るのが苦手な私の、唯一のはけ口が、「あかるく不妊ダイアリー」なのです。

3.2人目のみ不妊の主婦

1番突っ込んで聞いてくるのが、3.2人目のみ不妊の主婦の方でした。
仕事で知り合った人で、初対面なのに、私に子供がいないことがわかると、「病院行ったことある?」「子供欲しい?」などとストレートに聞いてきて、「私も2人目が不妊で××病院(名門私立病院)へ通ってたのよ〜。すごい大変だったのよ!最終的にはできたので良かったけど。」などと、長々と武勇伝のように話されたときには、本当に閉口しました。
1人目不妊と、2人目不妊では、余裕度が違うような気がします。
1人目不妊の方が、絶対的に切羽詰まっていると思うのは、私だけでしょうか?

また、2人目のみ不妊治療をした人の話を聞いていると、1人目は普通にできているだけあって、1年くらいの治療期間で、薬や検査段階で妊娠に成功している人が多かったりします。
お金もそれほどかかっていない。
内心、聞きながら「なんだぁ〜、早いじゃん。」とか、「その段階で出来てるなんて、うらやましいな。」などと考えている私ですが、だいたいが聞き役に徹して、余計なことは言わないようにしています。
その方にとっては、大変な治療だったことが予測できるからです。

4.1人目も2人目も不妊治療の主婦

すごい方だと思い、尊敬の念が湧いてきます。
不妊治療も大変ですが、その後に続く妊娠期間・出産・子育て期間は、並大抵の大変さではないと思います。
その状態で、さらに2人目のために、 もう一度不妊治療を・・・と考えて、実際にお金を貯めて行動できる方は、すごい!の一言につきます。
残念ながら、このタイプの方は、私の周りには一人もいません。
私自身が、無事に出産でき、産後の肥立ちが順調で、治療費(80万円くらい?)も貯まったらチャレンジできるかも・・・。
でも、今のところ、あまりにも不妊・妊娠期間が長く辛かったため、KLクリニックへ行けば2人目もできるかも・・・と思いつつも、年齢的にも実現できるか、未知数の状態です。
しかし、治療費の貯金だけは、ボチボチしていこうかと思っています。

5.(不妊歴まったくナシ)子アリ主婦

子供が1人〜2・3人いて、不妊歴のまったくナシの、非常に子宝に恵まれた主婦の方。
羨ましいの一言です。
このタイプは、私の周りに一番多く存在します。
不妊治療自体に興味も知識もないようで、私が何年も子ナシ状態でも、直接突っ込んで聞いてくることもあまり無かったようです。
たぶん、自分に不妊の知識が無さ過ぎるからかなぁ・・・?
聞いても解んないって感じでしょうか?!
たまに突っ込んで聞いてくることがあっても、「友達で不妊治療している人から聞いたんだけど・・・」みたいな言い方をする人が多く、その情報はかなり怪しい。
鵜呑みにしないことをオススメします。

私の母や、デラオの母は、このタイプに属します。
もう、子供はできないかも。と諦めていたので、両方の母にカミングアウトして、相談したりもしました。
その時思ったことは、出産経験者でも、治療を経験していないと、理解してもらえないということです。
特に、デラオの母は嫌そうでした。
原因がうちの場合、デラオの方が深刻だったからのようです。
つくづく、不妊治療の話というのは、難しいものだなぁ・・・と、思います。

また、私が妊娠に成功した後、一番相談に乗ってくれて、適格な助言で助けてくれたのは、このタイプに属する友達です。
出産・子育てのことのみ、的確なアドバイスをしてくれて、さらに、自分の使っていた子育てグッズを送ってくれたり、提供を申し出てくれました。
母親学級の情報や、産院の情報、近所の赤ちゃんグッズの店情報なども、細かく教えてくれたりもして、本当に助かりました。
もし、不妊治療に成功して、晴れて妊婦生活に入ったならば、連絡を取ってみることをオススメします。
きっと、あなたの力になってくれることでしょう。

6・孫アリ主婦

孫アリ主婦の方も、私の周りにたくさんいるタイプです。
子供を出産して育て上げ、さらに孫に恵まれている・・・。人生の成功者とも言えるべき人たちで、いわゆる勝ち犬人生。
遺伝で子供も不妊だったらどうしよう?という不安を抱える私からすると、幸せな方々でうらやましいなぁ・・・と心底思います。
タイプ的には、A.孫は孫として可愛がりつつも、自分の人生を謳歌している人B.孫の話ししかしない人。に分かれるのではないかと思います。
Aタイプの主婦の方は話も面白いので、私も大好きです。
仕事をしていたり、地域のボランティアへ参加していたり、ライフワークを持っていたりと、生活の場が広いのも特徴で、話していると本当に勉強になります。
しかし、Bタイプの主婦の方は、あんまり・・・。
私のひがみかもしれませんが、Bタイプの方の話を聞いていると、「もしかして子ナシの私に対する嫌味か?!」まで勘ぐってしまうこともあります。
そうは言っても、孫の写真などを延々と見せられても、「可愛いですね〜!」と営業スマイルをしてしまう私です。

7.孫ナシ主婦

孫のまったくいない主婦の方は、ちょっと寂しそうで気の毒になることがあります。
私の母やデラオの母も、長いことこのタイプに属していて、気の毒な雰囲気を漂わせていました。
親戚や友達で孫のいる人から、長々と自慢された・・・などと怒っていることもよくあり。
それを聞かされるたびに、私も申し訳なく思い、心を痛めて実家もなるべく近寄らず・・・状態だったりしました。

私の母の場合、親戚や友達から回ってきた、子供用の遊び道具(ブランコとか、屋内用ジャングルジム、おもちゃなど。)や、子供服、本類などを、私の子供にあげるつもりで、年々集めて保管していたようですが、ある時期にすっかり諦めたようで、全て分解してゴミに出してしまったそうです。
他の親戚や友達に回せばよいのでしょうが、ゴミへ出してしまったところを見ると、私同様、ガッカリし過ぎたあげく、逆ギレしたのではないかと思います。
親子って、変なところで似ているものですね・・・。

* まとめ *

こうしてタイプ別に分類してみると、女性にとってはいくつになっても自分の子孫(子供)の存在というものは、人生においてとても大切で重要なものなんだなぁ・・・と思います。 これは、生物としての本能に基づくものなのでしょうね。
振り返ってみると、私はどうも、こちらから何も話さないのに、「病院へ行っている?」とか、「いい病院紹介しようか?」、「子供作らないの?」などと、突っ込んで聞かれるのが苦手のようです。
それはやはり、不妊治療が私にとって、とても辛い体験だったからだと思います。
人に話すのも辛く、妊娠したからといって、その辛さは消えるわけではなく、今も生々しいほど、骨身に浸透しています。
たぶん、一生、忘れられない体験だと思いますし、簡単に忘れたくないという思いからも、「あかるく不妊ダイアリー」のHPとして、その時の体験と気持ちを残しておきたいと思い、今回も「私の不妊歴」など、ページを追加しました。

このサイトを見た方で、妊娠に成功した方や、元々不妊治療とは関係のない、幸せな生活を送っている方。
身近に治療中らしい女性がいたとしても、興味本位で不妊治療のことを突っ込んで聞いたりしないでくださると、とてもありがたいと思います。
もし、話したい場合は、治療している本人から、体験を話しだすと思いますので、その時はあたたかく受け入れてくださるとうれしいと思います。
駿香のひそかなお願いです。

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