駿香の不妊歴
(第57章)出産!

 

(第57章) 41週目で出産!

検診で先生に産道を刺激してもらった翌日、朝からお腹が痛く、陣痛が始まりました。
昼ごろ10分間隔になったため、病院へ電話!
入院することになり、仕事中の父を電話で呼び出し、父・母・私の3人で病院へ向かいました。
始まりは我慢できる程度の痛みでしたが、だんだん痛みが増してきて、そのうちに呼吸するのも辛くなるほどに!
病院へ着くと二人部屋へ通され、お腹に機械をつなげて、赤ちゃんの心音をチェック。
「初産婦さんですから、まだまだ時間がかかりますねー。」と助産師さん。
子宮口の開き具合も、まだ全然開いていないとのこと。
少しでも食べておかなければならなかったのですが、あまりの腹痛に何も喉を通らず、食欲ゼロです。

母に付き添ってもらい、それからずっと部屋で陣痛と戦っていました。
幸い、隣のベットは誰も入っておらず、私一人部屋状態だったため、周りを気にせずに唸れました。
夕方になっても子宮口が5センチくらいしか開かず・・・。
その頃には赤ちゃんがお腹の中で激しく動き、脚を伸ばしたり、蹴りあげたりしていたようで、その度に衝撃で内臓や肋骨を蹴られ、私は吐くようになっていました。
お産で吐くなんて知らなかったし、聞いたこともなかったのですが、赤ちゃんがデカい場合に多いそうです。
夕飯が出ましたが、まったく食べられず。
やたらノドが乾いて、水分を取りたいのですが、水しか飲めず。
そして、その水も赤ちゃんの蹴りをくらうたびに吐き出してしまう状態でした。

夜になり、 陣痛は激しさを増し、やっと準備室へ移動することになりました。
この夜は出産が多かったらしく、救急車で後からどんどん、妊婦さんが運ばれてきているようでした。
3つある準備室へ助産師さんが回ってきて、内診してくださったとき。
「赤ちゃんがかなり下へ降りてきているから、この中だとあなたが一番先に出産になると思うわよ。」と、耳打ちされました。
「そうかぁー、一番早いのかぁ・・・早く終わってほしい・・・」と、朦朧としてくる意識の中で思いました。
ところが、実際は私はこの中だと、一番最後になってしまいました。
一番手前のベットに入った、救急車で運ばれてきた人がかなり酷いらしく、「おかーさーん!!助けてー!」などと悲鳴をあげて苦しんでいるのが聞こえてきました。
真ん中のベットに入っている人は、旦那さんが付き添っているようで、バリバリと音をたててお煎餅を食べていました。
これが腹痛と吐き気で戦っている私のベットまで、匂いが漂ってきて、つらいのなんのって・・・。
お煎餅の匂いって、自分が食べているときは香ばしくて良い匂いですが、つわりの時から匂いに敏感になっていた私はまったくダメで!
「頼むから煎餅だけはやめてくれ・・・!」と何度叫びそうになったことか・・・。

そうこうしているうちに、陣痛の波が襲ってきたときに、強烈な勢いで赤ちゃんに蹴られると同時に、水がさぁーっつと出てきた感触が!
あわててナースコール!
見てもらうと破水したとのこと。
しかも、蹴られた拍子に破水したので、お腹の上の方が破れたようでした。
そんな状態でも子宮口は開いていないとのことで、まだ待たされることに。

でも、深夜過ぎてさらに陣痛がひどくなってきました。
もう、いきみたくて仕方がない!
しかも、この病院、ナースコールしないと全然見にきてくれないのよねぇ。
陣痛の波が一段落したあと、ナースコールして「もう、いきみたいんですが・・・」と訴えると、内診してくれた助産師さんが「まだ開いていないのでもう少し待って・・・」と言ったあと、陣痛の波が!!
それを見た助産師さんが「あら、あら!!!」と慌てて部屋を出て行ってしまい、またすぐに戻ってきました。
「子宮口開いてますので、分娩室へ移動します!」
よたよたと分娩室へ移動しながら「もしかして、波が来ているときと、来ていないときでは、開き具合に差があるんだろうか・・・?」などと、朦朧とした頭で思う私。

分娩室へ入ると、すごく若い助産師さんが入ってきて指示しはじめました。
「もしかして、この若い助産師さん一人の指導で産まなきゃならないの?!?!」と、ビビる私。
何度か指示に従っていきんでみるも、まったく生まれず。
「まだ下りてきませんから、少し時間置きましょう。」と、タオルをかけられてしまいました。
「えっつ?!この恰好で待機?!?!」と、仰向けで固定されている私。
こんなに痛いのにいきめないし、まだ生まれないのか・・・と、意識が朦朧としてきました。

しばらくすると、隣の部屋から産声が!
後で知ったことですが、おかーさーん!と叫んでいた人が帝王切開で、隣の煎餅食べてた人が吸引で出産したようでした。
そして、女性の先生とベテランと思われる年配の助産師さんが私のところへやってきました。
夜中の出産なので、先生が一人しかいなかった上、出産ラッシュのために先生が回ってこなかったようです。
先生が来てからは早かった!!
「会陰切開しますねー。」と切ってもらい、「両足抱えた姿勢でもいいですよ!」と先生。
「こりゃ、ヨガのポーズじゃん!」と内心思った私。
腰痛などに効くこのポーズにしたところ、いきみやすくなり、俄然やる気が!
「今、いきまないでいついきむ?!」と、呼吸法でタイミングを整えて、無事に出産することができました。



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